いつものコーヒーに少しのアレンジを加えるだけで、まったく別のフレーバーを楽しむことができます。
この記事では、家にあるもので簡単にできるアレンジレシピから、このために材料を用意したい凝ったアレンジまで、さまざまなコーヒーアレンジをご紹介します。
自宅でできるコーヒーアレンジを探している方はもちろん、喫茶店やカフェでの新メニューを考えている方にも参考になれば幸いです。
目次
簡単コーヒーアレンジ
カフェオレ
カフェオレは、コーヒーとミルクを1:1で混ぜるだけのシンプルなアレンジ。アイスでもホットでも簡単に作れます。
使用するコーヒーは深煎りのものを選ぶと、ミルクに負けないしっかりとした風味が楽しめます。
ホットの場合は、ミルクも温めることで、よりまろやかな味わいになります。電子レンジやミルクフォーマーで、簡単に加熱してから使いましょう。
カフェラテ
カフェラテは、エスプレッソにたっぷりのフォームミルクを加えた飲み物です。
カフェオレとも似ていますが、カフェラテのほうはベースのコーヒーがエスプレッソであること、ミルクの量がオレよりも多いことが特徴です。
基本はエスプレッソを使うことになりますが、エスプレッソマシンがない場合は、濃いめに抽出したコーヒーでも代用できます。
ミルクはそのままでもOKですが、ふわふわのフォームミルクを上に載せるのが、カフェなどでよく見るスタイルですね。
フォームミルクはミルクフォーマーやフレンチプレスで、自宅でも手軽に作れます。ミルクを温めてから泡立てると、よりきめ細かい泡が作れますよ。
ラテアートに挑戦できるのも、カフェラテの魅力です。
ウィンナーコーヒー
ウィンナーコーヒーは、コーヒーの上にホイップクリームをたっぷりと乗せた飲み物です。
ホイップクリームを手作りする場合は、砂糖の量を変えることで、甘さを調整できます。
コーヒーの上にクリームを乗せるので、下のコーヒーが冷めにくいという特徴もあります。
来客が来たときなどに出せば、見た目もおしゃれでコーヒーも冷めにくく、喜ばれるでしょう。
お好みでココアパウダーやシナモンパウダー、キャラメルソースなどをかけるアレンジも楽しめます。ぜひいろんなトッピングを試してみてくださいね。
ジンジャーコーヒー
コーヒーにショウガを入れるアレンジです。生ショウガでもチューブなどに入っているおろしショウガでも作ることができます。
ショウガは体をあたためる効果があるので、寒い日の一杯におすすめ。
入れすぎると辛くなってしまうので、少量から調整してみてくださいね。
はちみつを入れることでハニージンジャー、さらにミルクを加えることでハニージンジャーラテなど、さまざまなアレンジが楽しめます。
フレーバー変化を楽しむアレンジ
エキゾチックになるおすすめスパイス
コーヒーをエキゾチックな味わいに味変できるスパイスは、シナモンやカルダモン、ナツメグなどです。
スパイスはパウダー状のものでもホールのものでもどちらでもOK。ホールスパイスを使う場合は、煮出すとより香りが引き立ちますよ。
スパイスの種類や量を調整して、好みの味を見つけましょう。
スパイスコーヒーは、寒い季節に特におすすめです。体を温めながらリラックスできるので、ぜひさまざまなスパイスを試してみてください。
コーヒーに合うフレーバーシロップ
キャラメル、バニラ、ヘーゼルナッツなどのフレーバーシロップを使えば、コーヒーの味に変化をつけられます。
フレーバーシロップは、コーヒー専門店やオンラインショップなどで購入できます。
好みのフレーバーを手作りすることも可能。砂糖と水、お好みのフレーバーシロップで簡単に作ることができます。
ソイミルクアレンジ
ミルクを使うアレンジを冒頭で紹介しましたが、牛乳の代わりに豆乳やアーモンドミルクを使うと、よりヘルシーなコーヒーアレンジが楽しめます。
豆乳は、牛乳よりもあっさりとした味わいになります。ソイミルクは、お店でもよく見かけますね。
アーモンドミルクは、独特の香ばしさがあります。牛乳よりもカロリーが低く、「ビタミンE」が豊富に含まれているため、健康志向の方にもオススメですよ。
他にもライスミルクやオーツミルクなど、様々な種類のミルクがあります。それぞれのミルクによってコーヒーの味わいが変わるので、色々なミルクを試してお気に入りの組み合わせを見つけましょう。
世界のコーヒーアレンジ
ベトナムコーヒー
ベトナムコーヒーは、コンデンスミルクを加えた独特の甘さがクセになるコーヒーです。
砂糖を入れるよりも甘さが引き立つので、甘党の方にぜひ試してほしいアレンジ。
コンデンスミルクの甘さとコーヒーの苦味が絶妙にマッチします。ベースのコーヒーは苦めに淹れると、バランスがよくなりますよ。
アインシュペナー
アインシュペナーとは、オーストリア伝統のコーヒーです。コーヒーと同量のホイップクリームを上に載せるので、ブラックとホワイトのツートンになり、見た目も華やかなのが特徴。
粉砂糖をかけることで、さらに美しくなりますよ。
カップやグラスの底にザラメを敷くコーヒーなので、最後まで甘く美味しい一杯を味わえます。
ユンヨン(鴛鴦茶)
ユンヨン(鴛鴦茶)とは、香港で親しまれているコーヒーと紅茶を混ぜた飲み物。
ベースは紅茶で、そこにコーヒーを注ぎ、最後にお好みで練乳を入れると完成です。
はじめはコーヒーは全体の1/5くらいの量からはじめ、少しずつ割合を変えながら好みの味を探っていきましょう。
アイスコーヒーアレンジ
コーヒーフロート
アイスコーヒーにアイスクリームを乗せたコーヒーフロートは、夏の定番。
アイスクリームの種類によってコーヒーフロートの味が変化するので、バニラアイスやチョコアイスなど、さまざまなアイスで楽しんでみてくださいね。
また、アイスコーヒーにガムシロップを好みの量入れるのが基本となります。
実はコーヒーフロートは、ホットでも作ることができます。
上に乗せたバニラアイスが溶けてホットコーヒーと混ざり、甘いミルクのような役目を果たします。
なかなかお店では味わえないので、ぜひ自宅で試してみてくださいね。
コーヒーゼリー
コーヒーゼリーは、アイスコーヒーをゼラチンで固めるだけで簡単に作ることができます。
ゼラチン少な目で緩めに作ると、ぷにぷにの食感が楽しめる飲み物として味わえます。
たっぷりのミルクやシロップをかけて、デザート感覚で楽しみましょう。
コーヒーゼリーに、生クリームやフルーツをトッピングするのもおすすめです。
アイスカフェモカ(ココアコーヒー)
アイスカフェモカは、ココアとコーヒーを混ぜることで簡単に作れます。
ココアではなく、チョコシロップとミルクで作ると、より本格的に作ることが可能です。
チョコレートシロップやココアが入っている分、カフェラテよりも甘みが強く、甘いものが欲しいときにピッタリ。
もちろんホットでも楽しめますが、アイスでも簡単に作れるので、試してみてくださいね。
まとめ
コーヒーアレンジはアイデア次第でレシピが無限に広がりますし、ひとつひとつのアレンジメニューでも材料の割合を変えることで違った味わいを楽しめます。
この記事を参考に、お気に入りの一杯を見つけてみてくださいね。
アレンジを通して、さらにコーヒーを好きになりましょう。