豆からアイスコーヒーを美味しく淹れる方法3選!アイスコーヒーに合う豆の選び方もご紹介

暑い季節にぴったりのアイスコーヒー。自宅でも手軽に美味しく作る方法をマスターし、好みの風味を楽しんでみませんか?
この記事では、豆の選び方から淹れ方まで、アイスコーヒー作りのポイントを詳しく紹介します。

アイスコーヒーに使う豆の選び方

深煎り豆がおすすめ

コーヒーは焙煎度合い(焙煎時間)によって「深煎り」「中煎り」「浅煎り」に分けられますが、アイスコーヒーには「深煎り」がオススメです。
深煎り豆は、アイスコーヒーにすることでそのコクと豊かな香りを引き出します。

深煎り豆はもともと、熱を加えても風味が損なわれにくいという特徴があるのですが、アイスコーヒーにすることでより一層その香りを堪能できます。

豆の産地

コーヒー豆の産地によって、その風味は大きく異なります。自分の好みに合った産地の豆を使うようにしましょう。

アイスコーヒーに最適な豆は、苦味とコクが強いブラジル産や酸味と苦味のバランスが良いコロンビア産の豆だといわれることが多いです。
それらを試しながら、好きな風味を探っていきましょう。

コーヒー豆の鮮度

コーヒー豆は、焙煎されてから時間が経つにつれて、その風味は劣化していきます。そのためアイスコーヒーを美味しく作るためには、できるだけ新鮮な豆を選びましょう。
豆の鮮度は、パッケージに記載されている焙煎日からもはかることが可能です。焙煎後1週間以内が理想だといわれています。

また、豆の香りも重要な判断材料です。新鮮な豆は芳醇な香りがするので、もし、豆に香りがほとんど感じられない場合は、鮮度が落ちている可能性があります。

アイスコーヒーの基本的な淹れ方

急冷式

急冷式は、通常より濃いめのコーヒーを氷をつめたサーバーに抽出し、氷で急冷する方法です。

氷さえあれば、飲みたいときに作ってすぐ飲めるのがメリット。
逆に氷が不足しているとしっかり冷えずに、ぬるいコーヒーになってしまうので、多めの氷を用意しなくてはいけない点が手間かもしれません。

また、お湯の量が多すぎると味が薄くなってしまうので、適量を研究する必要があります。

水出しコーヒー

水出しコーヒーは、冷たい水でゆっくりと時間をかけて抽出する方法です。

水出しコーヒーは急冷式に比べて、コーヒーの香りが損なわれにくいというメリットがあります。
その一方で、前日に仕込んでおく必要があるため、すぐに飲めないことがデメリットです。

専用のポットがなくても、お茶パックがあれば作ることができるので、手軽さも魅力のひとつですね。

氷出しアイスコーヒー

「氷出し」を聞いたことはありますか?とても特殊な方法ではありますが、コーヒーの苦味を保ち、コクのある味わいに仕上がげられる方法です。

自宅でドリップコーヒーを飲む方は、自宅にあるアイテムを使って作ることができます。
方法は、ホットでドリップコーヒーを作るときのようにサーバーやフィルターをセットし、コーヒー粉も入れます。サーバーに落ちない程度の少量のお湯で蒸らすところまでドリップコーヒーを作るときと同じです。
コーヒー粉を蒸らしたら、その上からもう1枚ペーパーフィルターをセットし、その上に多めの氷を入れます。

あとは常温で放置して待つだけ。氷が溶けながらコーヒーに染み込み、じっくりと抽出されていきます。
一晩かかるので、前日夜にセットしておけば翌朝飲めるようになっているはずです。

アイスコーヒーを淹れる器具

ハンドドリップの際に便利なアイテム

ハンドドリップでアイスコーヒーを作る際には、ペーパーフィルターやサーバー、細口ポットなど、様々なアイテムが役立ちます。
お湯を注ぐ際、できれば細口ポットを使いたいですね。湯量をコントロールしやすく、コーヒーを均一に抽出することができます。

水出し専用の器具

専用の器具がなくても代用可能だと説明しましたが、専用のものがあればより簡単に作ることができます。

水出しポットやストレーナーなど、水出し専用のアイテムが販売されているので、ぜひチェックしてみてくださいね。

保存用のグラス

アイスコーヒーを作り置きする場合、適した容器を選ぶことで風味を保つことができます。
ガラス製の密閉容器がオススメです。

アイスコーヒーを保存する際には、冷蔵庫で保管しましょう。

まとめ

自宅でも、豆からアイスコーヒーを作る方法をご紹介しました。

暑い季節に「コーヒーをアイスで飲みたいけど、冬に買ったホット用の豆が残っている…」というときなど、早めに消費したほうがいい場合もあるので、アイスコーヒーにチャレンジしてみてくださいね。
豆の選び方、淹れ方、冷やし方などを工夫し、自分好みのアイスコーヒーを作ってみましょう。

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らぶカプチーノ編集部

らぶカプチーノ編集メンバーが、マシンなどの商品案内からカフェ運営のポイントまで、すぐ活用できる情報を、わかりやすく紹介します!

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